たんすケータイあつめタイ\(^0^)/

経済産業省がたんすケータイあつめタイ\(^0^)/という事業を行なっています。

この事業、正式名称は「平成21年度使用済み携帯電話の回収促進実証事業」。携帯電話には多数の有用金属が含まれているのでこれをリサイクルしましょうってことなのですが、最近は携帯の多機能化による2次利用の増加で回収台数が減っているそうです。なので、インセンティブを付けることで回収を促進しようということです。今回は検証事業ということですがいい結果が得られれば正式な事業として制度化されるかも。

インセンティブは抽選で当たる商品券で1,000円分から50,000円分と、当たったら結構おいしいです。回収からインセンティブ受け取りまでの流れは以下のとおり。(詳しくは公式ページをご参照ください)

  1. 回収してもらう携帯電話を回収実施店舗に持っていく
  2. 応募券を受け取る
  3. パソコンまたは携帯電話から抽選にトライ
  4. 当選したら商品発送先を入力、後日商品到着

早速自宅に放置してあるmova端末を持っていきました。「携帯の回収についてなんですけど」といったら「あ、はい。わかりました。」とすぐわかってくれました。端末だけでなくACアダプタ・クレードルも回収してくれました。もう使わないし邪魔なだけなのでありがたい。所有権放棄同意書にサインをすると抽選応募券が貰えます。店頭での回収作業はこれで終了。

ケータイあつめたい応募券

movaなのでシルバーコース。QRコード左にシリアルナンバーがあるので、これを公式サイトの抽選ページに入力すると抽選が行なえます。タンスの中からケータイが出てくると当たり!らしいですが・・・

あたた

当たってしまった。シルバーコースなのでたかだか1,000円分の商品券ですがありがたいですね。

公式ページに携帯電話1台に含まれる有用金属の量が載っていたので時価換算でどのくらいの価値があるか調べてみました。なお、各金属の時価は市場価格を元にしてますが少しアバウトです。

有用金属 含有量 2009年末時点の価格 価格
40mg 3,300円/g 132.0円
140mg 55円/g 7.7円
10g 700円/kg 7.0円
パラジウム 4mg 1,100円/g 4.4円
151.1円

ということで、一台当たり150円くらいにしかなりませんね。回収コストとか携帯電話から金属を取り出すコストを考えると、回収協力者全員にインセンティブを与えるのは無理ありますね。なので抽選にして金額上げるのはいい考えだと思います。パソコン関連でもやってくれないかな。時代遅れのマザボとかパーツとか結構あるんで。

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