UnixやLinuxのようなCUI画面ではコマンドの実行結果が次の行に表示されますが、同じコマンドを連続実行するときは実行結果を同じ位置に表示し続けるほうが見やすい場合もあります。そんなときに使えるのがwatchコマンドです。watchコマンドは引数で指定したコマンドを定期的に実行してフルスクリーンで表示してくれます。
watch date
日本語が通らないようなのでLANG=Cでデフォルトロケールにしたほうがよいかもしれません。
LANG=C watch date
コマンド実行インターバルは-nオプションで指定。デフォルトは2秒なので、1秒間隔で実行したいときはこうします。
watch -n 1 date
-dオプションを付けると更新箇所をハイライトしてくれます。
watch -n 1 -d date
watchコマンドはLinuxならたぶん使えます。他のOSはわかりません。どなたかがportingしたものがどこかに落ちてるかもしれません。FreeBSDのwatchコマンドはttyの監視という全く別のコマンドなので気をつけましょう。watchコマンドがないときはこんなやりかたもあります。
while true; do clear; LANG=C date; sleep 1; done
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