Xcodeでアプリへの引数を設定するには実行可能ファイル右クリック情報を見るです

Xcode環境から現在作成中のアプリケーションを起動するときに引数を付けて起動したい!なんてことが度々あります。これをやるにはXcodeの左側ツリーの「実行可能ファイル」内の対象ファイルを選択してから右クリックして「情報を見る」ー「引数」です。

ここに「起動時に渡される引数」を設定できます。追加した引数毎にチェックボックスが付いていてON・OFFで有効・無効を指定できるので結構便利です。

NSLogを使って引数リストを出力してみます。

NSProcessInfo * processInfo = [NSProcessInfo processInfo];
NSLog(@”arguments=%@”, [processInfo arguments]);

出力結果は以下のとおり。(「実行」ー「コンソール」の出力)

2011-06-02 00:58:19.541 Args[34204:a0f] arguments=(
“/Users/foo/Documents/Args/build/Debug/Args.app/Contents/MacOS/Args”,
“-d”,
“/tmp”,
“-d”,
“/tmp”,
“-d /tmp”
)

設定画面でチェックボックスを付けた引数文字列を空白デリミタで単純連結して実行しているようです。設定画面の3番目の -d /tmp はそれぞれ別の引数として解釈されています。空白を含めたい場合は5番目の”-d /tmp”のようにダブルクォーテーションで括ればいいみたいです。このあたりはUnixそのままですね。ABCという引数はチェックボックスがOFFなので引数として渡されません。

引数の設定画面では各引数の編集ができるほか、ドラッグすれば順番の入れ替えもできますのでテストする上でかなり便利に使えると思います。

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